映画見て家帰ってだいぶ時間経つけど、未だ紅が頭に流れてる…笑
和山やま作品は短編集と「女の園の星」は読んでるもののこれは未読。和山やまといえば、温度低めのゆるいやりとりと笑い、そしてこれまた低温ながら妙に図太く魅力的な登場人物…と思ってて、今作品も肩の力抜いてゆるく楽しめるかな〜くらいに思ってたら想像以上に面白かった。
イケメン軽薄反社と真面目で毒舌な中学生という組み合わせの妙。どうしようもねえ大人（と見せかけて絶妙な距離感というか接し方にヒモの素質を存分に感じる）に付き合わされる中で徐々に変化する関係性がかなりよかった。
怯えた時にとっさに腕にしがみついてたりとか、かわいすぎかよ〜。狂児は狂児で選曲リストを説明する聡実くんへの眼差しに胸ぐぅってなるし、「よくできました」って私も言われてえ〜（錯乱）
ってモダモダ鑑賞してたら聡実くんが抱えてきた葛藤と愛がのせられたクライマックスで泣かされた。
聡実くん役の子があまりにも和山やまワールドそのもの！ハマり役すぎてこの配役でもうすでに勝ったじゃんって感じなのだけど、綾野剛演じる狂児の細身黒スーツが明らかにカタギじゃない佇まいながらもう最&高に目によろしくて、センチュリー運転してても傘さして突っ立ってても聡実くんにダル絡みしてても何してもかっこよかった。はー眼福。
映画鑑賞後、漫画即ポチ。ファミレス行こ！とともに。
