おそらく本家を見て育った人向け？多分随所の演出に「知っていると気持ちいい」目配せポイントがあったんだろうなという気がしている。
本家を見たことがない身としては、展開する物語を普通に楽しむしかないので素直に感じたことを言うと
・禍特隊のかっこよさがちょっと微妙。シンゴジラのように優秀オタクのプロフェッショナル集団かと思いきや、まあそうなんだろうけどその魅力があまり伝わってこず。設定だけはあるけど…って感じで、それをもうちょい素敵に描いてほしかった。
あと、斎藤工の異変に気づかないって何？どうした？流石に受け答えが違和感ありすぎだったよね？他の人を気にしないチームだから多少の（多少の？）違和感はスルーってこと？？
・山本耕史の怪演っぷりは最高。ちょうどよく胡散臭く且つ異質で見てて飽きない。割り勘でいいかウルトラマン。ひとりで散々飲み食いして何言ってんだこいつ。
「私を上位概念に置いてくれさえすれば、皆さんの生活には支障はありません」ってセリフのヤバさとうっかり受け入れちゃいたくなるラインも絶妙で最高。
・外星人への依存っぷりがひどい人類。ウルトラマンはここまでして守るほどに人類に何を見出したんだろうって申し訳なくなってしまった後半。こんな人類を守り、信じてくれてありがとうな…
・長澤まさみの匂い嗅ぎシーンは、何を見せられてるんだ…ってなった。上着渡せばいいじゃんよ。
