"…9秒だ…その間に己の運命を決めろ…9秒だ…"
ようやくマッコールは、安住の地を見つけたのだ…そこはイタリア・ナポリにほど近い風光明媚な田舎町…
しかし、徐々に忍び寄る悪の魔の手…マッコールに怒りのスイッチが入る…
"お前のタイミングは最悪だ…3週間前なら出会わなかった…"
そうこれは…"水戸黄門"だ…傷付いたマッコールを"ロベルト"と親しみを込めて呼び、家族として受け入れてくれた町の人々を襲う"悪代官"どもを印籠よろしく、腕時計で時間を計りながら、バッタバッタと倒していく…
シリーズ中、最もマッコールのアクション・シーンが少ないながら、シリーズ中、最もマッコールの殺し方が残忍で残虐…まるでホラー映画のようです。
1作目のサイコパスな感じとも、2作目の複雑なストーリー展開とも異なり、完全なる勧善懲悪の世界観は圧倒的で、単純にスカッとさせます…結構好きです。
邦題は、勝手にfinal名乗ってますが、大丈夫ですかね?
デンゼル・ワシントンも見た目はやや老いが見え隠れしますが、まだまだいけそうな感じがするのですが…