symax

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのsymaxのレビュー・感想・評価

3.6
"おかしな事が起きたり…奇妙なものを見たら…
誰を呼ぶ?"

オクラホマで"破壊神ゴーザ"を倒して、スペングラー一家とゲイリーは、ニューヨークで新生ゴーストバスターズとして活動をしていた…だが、またしても…やりすぎ…またもや"あいつ"から妨害を受ける事になり、未成年であったフィービーはゴーストバスターズをクビに…

一方、旧ゴーストバスターズの一員であったレイ博士の怪しい骨董屋に怪しいモノが持ち込まれる…その球体の霊体反応は凄まじく…球体の中に封印されている霊体を探るべく、フィービー、ポッドキャストと共に、"あの"図書館に向かうレイ博士…

明らかとなったのは、球体に封印されているのは、氷とゴーストで世界を滅ぼす最強の霊"ガラッカ"…

"アフターライフ"から続く、新生ゴーストバスターズの活躍を描く本作…シリーズとしては4作目に当たるんですかね?

前作が非常にエモーショナルな出来であった分、旧シリーズメンバーの出演にさほどの感慨深さはないのですが、それでも一作目に夢中になったファンにはたまらない演出や出演があります。

ホームタウンであるニューヨークが舞台となっているだけに、派手さはありますが、キャラが多過ぎてゴチャゴチャ…話を詰め込み過ぎてゴチャゴチャ…まぁ、これが"ゴーストバスターズ"らしいのです。

世界崩壊の危機に際して、ゴチャゴチャしながらも飄々と対処していくのが本シリーズの醍醐味なのでは?

それにしても、フィービーを演じたマッケンナ・グレイスの隠しきれない美しさに仰天…クリクリ頭に眼鏡というスタイルにも関わらず…10代前半の設定が苦しくなってきてます。

批評家からの評価は低いみたいですが、ファンの為に作られたファン・ムービーであり、私はめっちゃ楽しめました…ノリは80年代です。

アフターライフと同じく、一作目を鑑賞してから観ると、より面白さが分かりますよ。
symax

symax