1、2作目をきちんと観てから鑑賞。
これまでのシリーズの中で1番良かった。
まず南イタリアの島の景色が美しいこと…！
この美しい島で事故的に始まった孤独な主人公マッコールの暮らし、良かった…。
何よりずっと孤独で真の居場所がなかったマッコールが居場所を見つけたのがめっちゃ良かった。
島の人たちもみんな優しくて素敵で、これは何としても助けてあげたいってなるのわかる。
いつにも増して敵が許せねぇ〜ってなる。
殺しの容赦のなさはいつもよりマシマシな感じだけど、アクションシーン自体は控えめ？ラスボスもハイドキルだし。
シリーズ通してマッコールに1番の大怪我を負わせたのが子どもというオチ…w
(この映画的には冒頭も冒頭だけど)
撃たれた後自分の頭を撃とうとするマッコールにちょっとだけ冷水浴びせられた気分になった…。
｢あー、あんなに人を救ってるのに、やっぱり生きることにあんまり執着してないんだな…｣ってハッキリわかっちゃった…。
でもだからこそ、この島で島のみんなと生きる選択をしたのがめっちゃよかったよね。てかこのための演出だったんだと思った。
個人的にすごく美しいシリーズの幕引きだと思った。
人間味の薄かった主人公が、最後サッカーで盛り上がる輪の中に入って騒いでるシーン、最高に人間だった。
ところでこのシリーズ、｢〇秒で殺す｣をキャッチフレーズにしてるけど、そういうシーンあんま無いよね…w
たぶん強迫性障害絡みの演出でもあるんだろうけどさw
このシリーズの売り込み方、間違ってるよと思う…w
