目の前で突然自殺した患者。精神科医である主人公の周りでは、それ以来正体不明の何かが現れはじめる。調べてみると、自殺を目撃した者が自殺する負の連鎖があるようで……。
……日本国内に『CURE』とか『着信アリ』とかの良質な先行例があるため、どうしてもアイデア面での見劣りは仕方ないかなぁ。
恐怖演出についても、姉ろくろ首とか病院襲撃妄想とかモンスターペアレント(ガチ)とか、ホラーとしての論理的整合性が薄く「なんで？」感が否めず。
(巨人化したオカンのキモさは良かったですが)
それに主人公は婚約者や実姉などとの衝突の際に、話題と無関係である人格攻撃な言葉をブチ込むので、ヤなヤツっぽい印象が勝っちゃってイマイチ寄り添いにくく……。
あと、この規模のホラー映画で二時間は長いよ。ブラムハウス製作だったら前半戦もっと切ってたんじゃない？
てか、主演の方ケヴィン・ベーコンの娘さんなんですね！
……たしかに面影ある……。
