このレビューはネタバレを含みます
出逢ってしまった。
好きになってしまった。
結ばれたと思った幸せの絶頂からの転落と罪滅ぼし、自分ができなかった母への奉仕と償い、投影してしまう母の面影と父からの赦しのようにも感じてしまう言葉、『仕方ない』で済ませていいものなのか。
もう少しだけ側にいてもいいと言ってもらえるのなら、それでも。
人様の恋愛に生産性だの勝手にズカズカ踏み込んできてガタガタ吐かす奴らが非常に多い昨今、本当に観てよかった映画。
人の幸せに他人が首突っ込む必要は全くないし、当人が幸せならもうそれでいい、いいじゃないの。それでいい。
『愛』『幸せ』『償い』『懺悔』『残酷』
凄まじい、津波のようなエモーション、もはや圧倒されるベッドシーン・ラブシーンに感じる私自身の違和感はまだ脳内では不快に感じる部分があるからなのかもしれない。でもとても良いとも思う、せめぎ合っている。単に刺激が強すぎたのかもしれない。
男と女のラブシーン見れるのにね。
これが普通になることを祈ってる。
『エゴ』が沢山散りばめられているので探してみてください。
鈴木亮平最高。
宮沢氷魚くん最高。
