心の再生のお話。三浦透子さんが出てるので迷わず鑑賞。
「生きてる人間を大切にしろ。」
凄く真っ当な言葉。
妻と息子を災害で亡くした漁師、東出昌大さんに向けての言葉。
でもそれを受け入れるまでには時が必要だし、そばで見守ってくれる人たちの存在が必要。
この島にはそれらふたつとも確かにある。
そしてストーリーは都会で鬱になってしまい父の住む島をはじめて訪れた娘凛子の目線で進む。
島で過ごす日々の中で彼女のささくれた心が癒やされていく。
父と娘の交流がナチュラルに描かれていてあったかい。
小林薫さんと三浦透子さん。
しかしそんなに簡単ではないのでは…と思いつつも
ラストの黄色い風船に目頭熱くなって観終えました。
