みんながレビューに書いていた優しい世界を見れました。ただ個人的には、人に話すのは悪いからぬいぐるみに話しかけた方がいいっていう考えが分からずモヤモヤでした。
簡単な内容は、京都にある大学の「ぬいぐるみサークル」。「男らしさ」や「女らしさ」というノリが苦手な大学生の七森は、そこで出会った女子大生の麦戸と心を通わせる。そんな2人と、彼らを取り巻く人びとの姿を通して、新しい時代の優しさの意味を問いただしていく。。。というような内容でした。
去年公開していて結構高評価な意見が多くて見るか迷ってましたが、公開してる劇場が少なかったのでスルーしてました。配信され始めたので観ることに。
出てくる人みんなが優しいし、優しすぎるぐらいでした。ただ優しさってこの劇中に描かれていることが優しさではないのかなと少し思いました。時には向き合わなきゃいけない時や、避けてばっかりではダメなのではと思いながら観ていました。
吐口が人間相手では悪いから、ぬいぐるみに対して言うのはなんだか腑に落ちないというかそれでいいの？と思ってしまいました。悩みや思ってることを人に話して、そのアンサーを聞いて初めて解決の糸口であったりが解消されるのではと思いました。
ただ最後は結局人に対して言っていたのでまぁいいかとは思ってしまいましたね。
なんか優しいのはいいけど優しすぎるの分別が難しいなと思ってしまいました。何をしてもストレスとなってしまう現状を優しいだけで終わらせていいのかとか色々思う節がありました。
