人を食べる衝動が抑える事ができない主人公マレン。
育てられた父にも見放され、マレンは自らのルーツ探しに母に会いに行くが…
基本的にはロードムービーで、途中で出会った同じ秘密を持つリー（ティモシー•シャラメ）と惹かれあう。
また、マーク•ライランスの追っかけでもないですが、偶然にも先日観た「アウトフィット」に続いて本作にも話の肝となる人物のサリー役で登場。
今作は気味悪すぎて、「アウトフィット」での上品さは全くなかった。自分の事を他人事のように呼ぶ呼び方も怖い。
BGMは終始美しく、切なくてどうすることもできない儚さが感じられる。
めちゃくちゃ直接的な描写などは無いですが、やはり人を食べるシーンはあり、気持ち悪いと感じる方も少なく無いかもしれません。
ただ、リー役のシャラメは手に取っても脆く崩れてしまいそうな儚さであり、シャラメの印象に残る作品の一つになるのではないでしょうか。
