くまのプーさんを題材にしたホラーという部分に魅力を感じ鑑賞。
久々にホールに一人だけという単独鑑賞達成。
「プーと大人になった僕」も未鑑賞なら元々の「くまのプーさん」すらまともに観たことはない立場での鑑賞。
イギリスのコメディは、全く解らないのでこれもコメディだったのかも知れない。
個人的には、笑える要素は微塵も無かったんだが・・・その前提で評価は分かれると思う。
コレが笑えた人なら、プーさんとホラーのギャップが生きた傑作に思えたことでしょう。
笑えなかったわたしのようなタイプにとっては、笑えない分、設定や物語が細部まで詰められて魅せてくれることをキテイしてしまって、そこもグダグダなので残念極まりなく感じてしまうわけです。
B級ホラーは割と好きで、つまらない映画の詰まらなさ加減を楽しむ心得はあるつもりだが、詰まらなさ加減も中途半端で面白くない。
冒頭で明かされる程度の動機を語れば、ロビン少年に捨てられたプー達は、ロビンをそして人類を恨み、復讐をはじめた・・・らしいんだが、特に街へ出て殺戮を繰り返すわけでも無く・・・。
たまたま近くに来た人間を襲うに留める。
物語性が薄すぎて、全然怖くないんだな。
登場人物がバカな行動を繰り返すのは、お約束だから仕方ないにしても・・・意味の無さが目立ちすぎて、わたしは好きでは無い。
コレだと、プーである意味も薄い印象だし。
怖くも無く面白くも無い、残念さだけが残った。
ラスト「コレで終わりかよ」って思ったのが一番のツッコミポイントで面白い部分だったかも知れない。
・・・あ、一番のツッコミポイントはこっちかな・・・
プーさんは、下半身露出してなきゃウソだろ。