Fitzcarraldo

メトロポリスのFitzcarraldoのレビュー・感想・評価

メトロポリス(2001年製作の映画)
2.0
手塚治虫の『メトロポリス』を原作としたアニメーション映画。

手塚治虫も読まないし、そもそも漫画自体も高校卒業すると同時に全て売ってから読んでない。キングダムは読め読めうるさい後輩から借りて読んだけど…
当然アニメーションにも疎いので偉そうなことは言えないが…

セル画とCGの組み合わせが、もうオープニングから気持ち悪い…。もう画のルックとして駄目。セル画の上にCGが浮いてしまって全く馴染んでない。なんで誰も突っ込まなかったのか…これ当時流行ってたのかしら⁈日本の伝統方式であるセル画のみでよかったんじゃないの⁈中途半端なCGなんて使わずに。もしくはトイストーリーのように頑張ってCGのみで表現したらまだね…
なんでどっちも使うのか…
単に未来感を出したかったのかな?それなら失敗してるけどね。

ルックの時点でつまづいてるからなんかイマイチ入ってこなかったけど、格差社会よりもロボットとの共存の方に重きを置いてたのかな…もっとZone1とかZone2の人々の生活を見せて欲しかったな…

ペロ(ロボット刑事)
「どうして人間は、物事の解決の手段に暴力を用いるのですか?」

アトラス(革命指導者)
「わかっているんだオレたちも…確かにそこが問題なんだ…感情ってやつがな…その振幅の中で、少しずつ進歩するしかないんだ…それを肯定しないとオレたちは生きていけないのさ」
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