どうやったら、こんなドキュメンタリー作れるの?
圧巻。
リズム、ユーモア、深さ。
(既に亡くなった人物を語るということに対する)謙虚さと大胆さ。
実際を物語りつつ暗喩も醸し出す写真や映像と、チャーミングで的確なアニメーション。
現場の彼らや火山の姿に重ねられるのは、神秘さや緊迫感を醸し出す緻密なインストだけにとどまらず、シャンソンやマカロニウエスタンのモリコーネまで!(あのシーン、思わず声出して笑った)
オープニングタイトルとエンドタイトルを飾るエレキギターよろしく、この映画は まさにRock(岩でありロック)であった。
そしてなんと言っても、夫婦本人達が語った真実と、地球の、そして我々の、事実と現実と真実。
Wow.
Mind-blowing.
======
すごく特徴的な人選だなぁと終始感じていたナレーターのミランダ・ジュライは、以前観た映画『ザ・フューチャー』の主人公役だった女優さん(映画製作者、作家、そしてマイク・ミルズ監督とご夫婦!)だと知る。
あんな声や話し方のナレーションを聞いたことなかったけど、この唯一無二の映画のトーンを決める重要なポイントだったことは間違いなく、そして素晴らしかった。
作り手の並々ならぬ こだわりを感じる。