このレビューはネタバレを含みます
なんか…抽象的な話を説明セリフで聞かされながら、良く分からないままにお話が進んでいくので…。歌はすごく良かったんですけどね。
多分主題が「願い」という時点でフワッとしているんだと思います。作品作りにおいて主人公が持つ「願い」というのはもっと具体的に示されてると思うんですよ。お姫様になりたいとか、立派な警察官になるとか…。だから、その「願い」という単語を軸にしてキャラクターがセリフで言ってくるもんだから、なんか物語というよりもプロットを見せられているような気分になっちゃった感じがあります。
話に具体性が無いから、夢を管理する王国とその国王＝ディズニーランドとウォルトに新しい多様性という流れが目覚め、民衆が王国奪還を目指していく。という話にも観えてしまって、本当にそんな裏テーマがあるとしたならすごく挑戦的で面白いとは思うんだけど、まさかね…。
