鹿むら

アアルトの鹿むらのレビュー・感想・評価

アアルト(2020年製作の映画)
-
2023/029

4年前にフィンランドを1人で訪れたのだけど、北欧旅行欲がふたたびぶり返した〜というのが前半の感想。後半に差し掛かるにつれてどんどんと切なかった。晩年の祖国からの風当たりが厳しかったなんて知らなかった。

子どもたちが図書館の変わった形の手すりにすっぽり手を収めながら降りていくシーンめちゃよかったな、あれは確かにああしたくなる形!笑
あと最後の方に出てきた手動で開閉する木のシャッターが良すぎて、自分ちにも欲しい…

パイミオのサナトリウムのくだりで、病気になったのをきっかけに横たわっている人を基準に図面をひいたという話がとても印象深い。やはり芸術家はひらめくことをやめられないのだなと思った。
鹿むら

鹿むら