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西部戦線異状なしのよのネタバレレビュー・内容・結末

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

コテンラジオより。
これまでイギリス側の視点から描かれる第一次世界大戦が続いたので、対立国家のドイツから描かれる第一次世界大戦の映画が観れてよかった。

戦場の場面はこれまでの中で一番残虐で悲惨。そしてどの映画もそうだったが、戦争の後には何も残らないことがこの映画にも共通していた。
ただ戦争なんて起こしてはならないと簡単に言えるが、そんな事言っても時代や人間の巨大な流れで起こってしまうのが戦争なので、なんというか人間の虚しさが残る。

映画としても完成度が高い。音楽も脚本も映像も抜け目のない高い完成度。ただ若干長いのが気になる。もう30分くらい短かったらもう少し最後まで集中して見れたかも。

ともかく、今まではよく知らなかった第一次世界大戦がコテンラジオと三本の映画で前よりも知れたのは良かった。
映画としても普通に人におすすめできる映画だった。
よ