mumbleboy

イタリア旅行のmumbleboyのレビュー・感想・評価

イタリア旅行(1953年製作の映画)
3.5
今日の2本目はこちら。他のジャンルも探ってみてアメリカ映画ではほとんど何も見つけられず、イタリア映画を探してみたら少し見つかってこれを選びました。これはイザベラ・ロッセリーニのお父さんが監督でお母さん(イングリッド・バーグマン)が主演という作品なので観てみねばと思いました。ロベルト・ロッセリーニ監督作品は何かしら観たことあると思ってましたけど今調べた所実はオムニバス作品の「ロゴパグ」ぐらいしか観たことなかったみたいでした。イタリア映画史の話には必ず出てくる方なのでなんとなく観たことある気になってました。

今作はどうかというと別の時代の異国文化を見るという視点ではかなり興味深いけど映画として良い映画かと聞かれたらそこはちょっと疑問かもしれません。ある夫婦が異国の地で初めて2人だけになってみたらお互いのことを実は全然理解してなかったという話。その話自体は別にいいけど演じているのがもういい歳のおじさんとおばさん。昔の映画あるあるだと思うけどもうかなりのおじさん俳優の恋愛風景とか今から見ると違和感だらけ。この2人だったらもうちょっと年齢相応な話だったら違和感なく観れたのかも。でもこの映画の舞台のナポリの地域、すごく行ってみたくはなりました。
mumbleboy

mumbleboy