しょうやん

同感〜時が交差する初恋〜のしょうやんのレビュー・感想・評価

同感〜時が交差する初恋〜(2022年製作の映画)
3.4
前情報無く、ヨ・ジングが出てるというだけで鑑賞。
ジンクが演じるのは、1999年韓国大機械工学科3年生のキム・ヨン。95年入学というセリフがあったから、留年したか途中兵役に就いて復学したところか…学科に馴染めずか退学も考えているような学生。一目惚れした女の子ソ・ハンソル(キム・ヘユン)がHAMに興味があると言った為、友人キム・ウンソン(ペ・イニョク)の無線機(HAM)を借りると、皆既月食の夜、2022年の同じ韓国大の女の子ムニ(チョ・イヒョン)と繋がって、時代を超えた恋愛相談をしていく。過去と現代が繋がるお馴染みなストーリーで、ドラマ『応答せよ』シリーズや『シグナル』『トンネル』などを思わせる。
ヨ・ジング自身も今大学生だったはずで、現代のムニ側なのだが、20年前の大学生が何故か良く似合っている。なんだろう、彼が今どきの言葉「ホㇽ(マジ?)」や「カトク(カカオトーク)」を使って話してるイメージが沸かない(笑)
過去と現在が交差すると、現在側が良い状態じゃない現在を変えるために過去を変えていくのが定番だが、この映画は過去側が未来を知ったために、その過去となる今をどうするのか?という切ない展開となっていくのが切なく苦しい。
ヨ・ジング贔屓で見てるので、そりゃ無いよ、可哀想過ぎるよ…と。そこからの20年を思うとやりきれないが、ラストは上手い具合に落とし込んでいて悪くはない。
オリジナル映画も見て見たいかな…
亀のモンマンと大学の守衛さん(ベテラン俳優のユ・ジェミョン)が良い…
しょうやん

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