しょうやん

ジェントルマンのしょうやんのレビュー・感想・評価

ジェントルマン(2021年製作の映画)
3.9
地元ではいつ見られるか分からないので、出てきたついでに鑑賞。
ただただジフニがカッコイイ〜💕大きなスクリーンで見られて幸せ!!
今は、ただ、もう、それに尽きる。

(以下帰宅後加筆)
興信所社長チ・ヒョンス(チュ・ジフン)は高校生とも見える女性から「犬を取り返しに行くから付いて来て欲しい」という、乗り気のしない依頼を受け、彼女を乗せ車で郊外の別荘?へ。時間差で踏み込むつもりが何者かに後ろから襲われ、気がつくと誘拐犯にされていた。検事の車で護送中に事故にあい、顔も分からない程の重症の検事と入れ替わり、彼が目覚める1週間の内に、検事のフリをして自らの無実を証明することに。
身分詐称がいつばれるか、無実は証明されるのか?本当の黒幕は誰なのか?
その謎を追っているはずが、2転3転していき、最後の最後まで楽しめた。
ラストの衝撃や、仕組み、チーム感は『スウィンダラーズ』や『コンフィデンスマンJP』を思い出させる。
それにしても、チュ・ジフンの掴みどころの無い魅力が爆発していて、善人、悪人、色男、愛妻家、鈍くさい、胡散臭い、そんな色々な顔を次々と見せて来て、顔つきさえも違って見える。ジフニの目は一重と二重で、ドラマ『魔王』でも左右で悪魔と天使になる、と言われたが、さらに磨きがかかったようだ。独特のトーンの声と投げ捨てるようなサラっとした言い方も相変わらずだが、この役にはピッタリだ。
確か、犬アレルギーがあって、舐められると発疹が出ると聞いていたが、首すじをベッロベロ舐められながらポーカーフェイスで話していて、良く我慢できるなと笑った。
劇中曲もファンクミュージックが胡散臭さと颯爽さを良く表していたし、車の横転シーンにマイ・ウェイが流れたりと絶妙だった。
東北では上映予定が無い。劇場が1つ無くなるのが痛い。翌日も見て来ればよかったと後悔している。
しょうやん

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