このレビューはネタバレを含みます
●『旧５部作鑑賞済み』『リブート３部作は復習済み』の状態で観に行った(ティム・バートン版は未見)。
●５作＋３作、観ておいて良かった。まあ観てなくても大きな問題は無し(元祖・猿の惑星くらいは観といても良いかも)。
●全体的に、ストーリーが『つかみにくい』感じ(理解出来ない、というワケではない)。
『だから何だ？』『こいつら何がしたいんだ？』って感じ。
●CGは美麗。
●鷲がカワイイ。
●BGMが、元祖『猿の惑星(1968)』を意識してる感じ。
●已を得ないけど、全体的に物足りない感じ。
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🦧ネタバレ🦍
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●開始直後、リブート３部作の主人公・シーザーについて語られる(聖戦記の直後、シーザーの火葬の場面からスタート)。そこで、ざっと復習が出来る。
●そこで『シンボルマーク』も登場する。シーザーが育った家の『あの窓』の形。この辺は、復習しといて良かったと感じられるトコロ。
●最初から続編ありきの『続き物の１作目』って感じ。なので話も『とっ散らかって終わった』印象。
●『猿の惑星(1968)』は勿論、『猿の惑星：創世記(2011)』でさえも、『それ単体で完結してる(創世記は"元祖・猿の惑星"に繋がり得る)』結末だったので、それと比べると『単体作品としては物足りない』。
●いわば『壮大な物語の序章』って感じ。なので次作以降を観てみないと、今の段階で作品としての良し悪しは述べ難い。
●『何世代も経ってるはずだけど、人間が喋れる状態で沢山残ってるの？』とか『長いコト放ったらかしの精製済みの化石燃料って使えるんだろうか？』とか『そもそもシーザーが死んでから300年も経ってるのに、猿も人間も大きな進歩は無いな。特に人間は何してたの？』とか、気になる点やツッコミたくなる点は多い。
●３部作の予定らしいけど、この『新章３部作』が『元祖・猿の惑星』に繋がるんだとしたら結末は自明。
そうではない結末になるんだとしたら、またも昨今流行りの『パラレルワールド』『マルチバース』ってコトになるのか？もうその展開には飽き飽きしているので、是非観客を驚かせるような物語・結末をみせてほしい。
●次作以降に期待。
●『シーザーは立派だったな』ってのを痛感。
