猿の惑星／キングダムのバムセのネタバレレビュー・内容・結末

子供の時に受けた衝撃のエンディングの第1作。特異な存在で、人間や仲間たちの裏切りにあいながら、リーダーの成長を描いたシーザー3部作。どちらもあらゆる感情が揺さぶらされて楽しめるました。で、新シリーズです。

冒頭から映像と音響が凄かったです。ジャングルの中を疾走し、飛び回る猿人達。同族なのに、豊かな表情や振る舞いでキャラクターが分かる特殊技術。天晴れです。

お話の方は途中、中弛みしましたが、神格化されたシーサーを政治利用する権力に巻き込まれる猿人の無垢なヒーロー誕生に対して、猿人と共闘しつつ、あくまでも人類中心の考えのもと、目的の為なら同じ人類でも殺害する人間。良い対比でしたね。ミステリアスな雰囲気を醸し出した少女が印象的でした。

望遠鏡の描写が使われている事から、物語は第1作に向かっていると推測されます。衝撃のエンディングがあるので、続編のハードルは高いと思いますが、頑張ってもらいたいものです。