新時代の幕開け。
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シーザーの死から何世代も後の時代。
エイプたちが地上で集落を築き上げ、暮らしていた。
ノア(#オーウェンティーグ)は集団の中の若いエイプで、鷲を操る部族の長から認められるため、試練に挑もうとしていた。
しかし、とある人間の女を追うエイプたちにより、集落を襲撃され、壊滅させられてしまう。
仲間たちを失ったノアは彼らを取り戻すため旅立つことになる。
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荒廃した世界で種の存続をかけた戦いが始まる。
過去三部作を経てさらにパワーアップして物語が始まったように思える。
とにかく映像美がすごい。今までも本物の猿のようだと思っていたけど、アクションも相まってとにかく完成度が高い。
ストーリー展開もそこまで飽きるようなものではなく、常にドキドキハラハラさせられる。過去作を観ていると楽しめるポイントも随所に見られて、新規も古参も楽しめるようにできていた。
そして、ラスト。
これはしてやられたなぁと言った感じ。
ここ最近の映画の中では一番盛り上がったのではないだろうか。
シリーズを追うごとに退化していった人間。
完全に今作では奴隷的存在であったが、ここにきて続きが気になる締め方をされてしまった。
エンタメとして非常にみやすくて楽しめる作品だった。続編にも期待。