アマプラで実写版「沈黙の艦隊」全話を見た後に軽く見始めて、眠くなったら寝ようかと思いましたが、テンポも良くて尺も短いので最後まで引き込まれました。
ロボットの反乱モノは昔からよくあるネタではありますが、ミーガンは現代テクノロジーの枠内で作られており不気味の谷を超えていない不完全な代物であり、それがインターネットから情報を吸い上げてどんどん思考が邪悪化していくのは人類が生み出したネットへの皮肉が利いていました。
隣のやかましいおばさんと犬、攻撃的な子供、嫌味な会社の上司たちがミーガンに始末されるシーンはニコニコしながら見ていました。嫌なキャラクターがモンスターに殺される構成はホラー映画のお約束ですね。
両親を亡くしてミーガンに完璧依存してしまった子供も情緒不安定でなかなかのクソガキぶりなんですが、最後の最後で人間を信じる流れも良かったです。ラストの不穏感も含めて良かったですね。
