先日観た「ファンタスティック・プラネット」に引き続き、YouTubeで無料配信していたのを初めて観ましたが……とても優しくて温かい映画でしたね😭
片岡鶴太郎と秋吉久美子が演じるどこまでも優しい両親と、その息子役の風間杜夫さんが実に良いんですよね。浅草演芸ホールで振り返ったお父さんが自然に振り返って軽く会釈して「よう、出ようか」と促すところは何度見ても良いなぁと。江戸っ子ではありませんでしたが、亡き父を思い出して自然と涙が出てきました。
原作者の山田太一さんはこの手の幽霊エピソードや不思議な要素を他の作品内（ふぞろいの林檎たち・終りに見た街」でも書かれていましたが、どれも妙なリアルさがあって何ともいえない温かみや怖さがあって本当にお上手だなぁと再認識しました。１月にレンタルして観た「岸辺のアルバム」もなかなかに面白かったですね。
