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ココ・シャネルのAQUAのレビュー・感想・評価

ココ・シャネル(2008年製作の映画)
3.8
一度退いていたココ・シャネルが久々に復帰しコレクションを発表するが不評に終わってしまう、ブランドの売却案が出る中、ココは屈せずに2度目のコレクションの準備をする。

屈せずに挑む今(1954)のココの生き方はどのようにして築かれてきたのかを若かりし日のココを通してココの恋愛、女性としての自立や誇り、仕事の成功を描く。

復活したココ役にシャーリー・マクレーン、若かりし日のココにバルボラ・ボブローバが演じたていて、別の人物なのにそのまま歳を重ねたような錯覚を受けるほど息があっていると思う。

「ココ・アヴァン・シャネル」と比べてボーイとの恋に重きを置き、リトル・ブラック・ドレスの概念誕生のきっかけを描いているので比較して観るのも一興です。

映画.com参照
1954年のパリ、15年のブランクを経て復帰コレクションを開催したココだったが、「過去から脱却できないシャネル」と酷評されてしまう。ココは孤児だった頃や、ボーイ・カペルとの悲恋など、自らの過去を振り返り、デザイナーとしての再起を誓う。晩年のココを「アパートの鍵貸します」「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、若き日のココをチェコの新星バルボラ・ボブローバが好演。

ココ・シャネル(2008)
Coco Chanel
2008/アメリカ・イタリア・フランス合作
配給:ピックス
AQUA

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