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キリエのうたのAQUAのレビュー・感想・評価

キリエのうた(2023年製作の映画)
4.0
透明感のあるMVのような映像とアングルに小林武史の音楽、そして岩井俊二おなじみの役者さん+気鋭の役者の絵になる演技、それだけで十分満足出来るのにそこにアイナ・ジ・エンドの圧倒的な存在感のある歌声がすべてを凌駕してる、夏彦の懺悔の為に地震の話は外せなかったとはいえ、体験した人には取り消せない記憶なだけに観ていて辛いのは確かかな、話だけで想像させる演出ではキリエの一途さが伝わらないのもわかるけどね。
 
広瀬すずは顔だけがいいから残っているんじゃない、浜辺で二人のシーンでそれを実感しました、
本当に素晴らしい女優になりましたね。

映画.com参照
「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」の監督・岩井俊二&音楽・小林武史による音楽映画。

石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン・キリエ、行方のわからなくなった婚約者を捜す青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う小学校教師・フミ、過去と名前を捨ててキリエのマネージャーとなる謎めいた女性・イッコら、降りかかる苦難に翻弄されながら出逢いと別れを繰り返す男女4人の13年間にわたる愛の物語を、切なくもドラマティックに描き出す。

2023年6月に解散した人気グループ「BiSH」のメンバーとして活躍してきたアイナ・ジ・エンドがキリエ役で映画初主演を果たし、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を歌唱するほか劇中曲として6曲を制作。「SixTONES」の松村北斗が夏彦、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の黒木華がフミ、「ラストレター」の広瀬すずがイッコを演じる。

2023年製作/178分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2023年10月13日
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