AQUAさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

公開初日に鑑賞しました、神木隆之介演じる生き残ってしまった特攻兵が自分が生き残ってしまった、撃つべく時に撃てなかったという後悔と自責の念に駆られ葛藤しながらも自然の災害ともいうべき大きな脅威となったゴ>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.6

ゾンビ物のようなパンデミックなんだけど台湾が舞台だからか妙に見た目とか日本人と大差がなくて(それだけ信憑性が高くて)いつ電車内で隣に座っていたおっさんご豹変してもおかしくない現実感が作品の質を上げてる>>続きを読む

VERSUS ヴァーサス(2000年製作の映画)

3.4

北村龍平を今作で初めて知った時、メジャー感というよりもインディーでもここまでアクションやるぜ!っ的なノリな打ちのめされた覚えがあります、お話はSFホラーアクションであり、ちょっとした英雄物でもあるが観>>続きを読む

Dominion: Prequel to the Exorcist(原題)(2005年製作の映画)

3.4

「エクソシスト」シリーズ第5作目。
前作の「エクソシスト ビギニング」は実は今作「ドミニオン」が一旦途中で頓挫して監督が代わって製作されたという経緯があり、だからメリン神父が主役でアフリカに教会の発掘
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エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

3.4

「エクソシスト」シリーズの第4作目。
「エクソシスト」に登場したメリン神父の若かりし頃(といっても年は結構いってるけど)のエピソードでナチスの卑劣な行為によって罪のない人々を死においやってしまった後悔
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.4

前作「死霊館のシスター」で生き残ったアイリーン(タイッサ・ファーミガ)にふたたび起こり始めた奇怪な連続殺人事件の調査依頼がくだる、死霊館ユニバースの超怖い顔長シスターのヴァラクがふたたび現れるオカルト>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

透明感のあるMVのような映像とアングルに小林武史の音楽、そして岩井俊二おなじみの役者さん+気鋭の役者の絵になる演技、それだけで十分満足出来るのにそこにアイナ・ジ・エンドの圧倒的な存在感のある歌声がすべ>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.0

最後の最後に大泣きした一本。
韓国生まれでアメリカに養子にきて転々と里親変わりを経験したアントニオ、第2子を妊娠中のアメリカ人のシングルマザーを妻に持ち、お金が必要な為本業の刺青師の他に職を探すもなか
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.4

銃を満足に撃てないダメ刑事ニックとミステリー小説が大好きなオードリーのちょっと変わった夫婦が遅れに遅れてハネムーンとして向かった旅行先で殺人事件に巻き込まれる姿を描いたサスペンスコメディ。
アダム・サ
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ロスト・イン・ザ・スターズ/妻消えて(2022年製作の映画)

3.3

結婚一周年を記念してリゾート地に旅行に来ていたが妻が失踪して15日、夫は必死になって探していたがビザがそろそろ切れてしまいそうに、そんな切迫した状況の中、ある朝目覚めた夫の横には身に覚えのない妻が寝て>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

3.7

「エクソシスト」のシリーズ第3弾。「エクソシスト」から15年が経過、
キンダーマン警部やダイアー神父も年を重ねていた。 15年前のあの騒動が起きた頃に世間では双子座を死体に刻んだ殺人鬼が横行してたが再
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

3.3

「エクソシスト」の4年後の話、前作でカラス神父によって悪魔が祓われたと思われたリーガンは精神病医師にカウンセリングを受けていた、一方悪魔祓い中に命を落としたメリン神父について教会は異教徒の疑いをかけ調>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.0

夫と別居状態の女優クリスは撮影でワシントンに娘のリーガンと共に暮らしていた、屋根裏で見つけたウィジャ盤、それ以降娘に異変が起き始める、
様々な検査をしても何もみつからず、精神科医もお手上げの状態で最後
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

「エスター」の続編として描かれるのは前日譚、エスター役のイザベル・ファーマンが大人にして役を続投と聞いて一体どうなるのか?同じことの焼きまわしなのか?って鑑賞前は心配しかなかったけども杞憂でした。
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

昔、マンションに鍵を忘れてしまい隣の家の人にお願いしてベランダから侵入させてもらった事があります(時効)、今作はたかだか6階の高さなんて苦でもないと思わせるほど高い場所に取り残された女性の物語です。>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

警護員の仕事で生きる事に対して不審を抱いていたオクジュ、彼女に生きることは楽しいと教えてくれたのがバレリーナのミニだった、久しぶりにミニから再会の連絡が来たのでミニの家に向かうがそこにはオクジュへのシ>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.4

監督の実体験を元に製作されたドラマ、「シャンチー」のオークワフィナが主演で普段は見せないシリアルな一面を見せてくれます。
 
アメリカで暮らしているビリーの元に中国に残っている祖母ナイナイが余命宣告さ
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.5

中古の住宅を購入しリフォームし販売する事業をしていたウィルとサマーの若いカップル、順風満帆に見える二人だったがある日物件でサマーが拘束されたまま刺殺される事件が発生する、元亭主の存在やとある企業の暗躍>>続きを読む

ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

3.1

「アントマン」ではコミカルなキャラを演じていたマイケル・ペーニャが怪しげな経営者ロークを演じていてそのロークの夢のようなリゾート地ファンタジーアイランドに招かれたゲスト達がその地で滞在中に願った願いが>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.8

精神科医の女医ローズ、彼女が請け負った患者がローズの目の前で不気味な笑みを浮かべながら自殺してしまう、それ以降ローズの身の回りで気味の悪い出来事が起こり、次第に精神的に追い込まれていくローズ、このまま>>続きを読む

でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード(2021年製作の映画)

3.8

アメリカで話題になってたので気になってた作品で早くも続編が決定してますが観れば納得、とってもあったまるハートフルドラマです。
何よりもクリフォードが可愛い。
生まれながらに体毛が赤い子犬、母親と離れ離
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べー。(2016年製作の映画)

2.7

マッドなカップルが巻き起こす阪元ワールド全開の狂気な世界、「ぱん。」とは対照的な暴力が前面に押し出された阪元監督作品。

ぱん。(2017年製作の映画)

3.0

阪元裕吾監督によるパン屋のコメディ、小麦が働くパン屋には秘密の部屋に通じる扉があった・・・というお話。
ファンタジーっぽいことを書いたけど実際は奇天烈なコメディ作品。
出てくる登場人物は阪元ワールドで
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.4

父親から逃げるように新生活をはじめようと選んだ入居先、周囲の住人も優しくて清潔感のある入居先だった、ただ常に監視されているような気配と壁にあるふたつの傷、その真相がわかった時主人公のサラにとって地獄の>>続きを読む

ザ・カニバル・クラブ(2018年製作の映画)

2.4

お金持ちの夫婦、最近の楽しみは人の肉を食べること、こよいも旦那が急な用事で不在となり妻は使用人を誘惑しベッドで油断している使用人を不在のはずの旦那が襲いかかる、そんな日々を楽しみにしていたのだが、とあ>>続きを読む

スクービー・ドゥー2 モンスター パニック(2004年製作の映画)

3.0

同シリーズの第2作目、メンバーも続投で謎の仮面の男によって人気がガタ落ちとなったミステリー社の面々、信用を取り戻そうと調査をはじめるのであった・・・というお話。
 
今回はミステリー社の頭脳ともいえる
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スクービー・ドゥー(2002年製作の映画)

3.0

ジェームズ・ガン脚本による米アニメの実写化、ミステリー社の4人と一匹がとある事から仲違い、数年後それぞれ招かれた4人と1匹のメンバーはスクービーアイランドで再会するがそれは事件のはじまりにすぎなかった>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.8

ロアルド・ダール原作の短編をウェス・アンダーソン監督が製作し
た4作目、ここまで連日ネトフリでUPされて毎日楽しみに過ごせました。
とある男が家で横になりながら読書中、いつのまにか腹の上に猛毒の蛇がい
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.6

犬ヶ島を思い出させるモデルアニメーションが観れるロアルド・ダール原作の短編作品。
小説のすべてを再現している訳ではないが手も道具も使わずにネズミを捕まえるくだりは想像するだけでかなりシュールだ、ある意
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白鳥(2023年製作の映画)

3.8

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語に続いてロアルド・ダールの作品をウェス・アンダーソン監督が綴った短編。
他作品と同時に撮影したのかな?
世界観としては今作は途中までとても苦しくて切ない物語だけれど
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンワールドへようこそ
いつもの色彩とテイストは健在で計算されて見事すぎる舞台演出のような場面展開は普段から芸術とは無縁の自分でさえお洒落と感じてしまうほど。
妻もこの短編を観てウェス
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アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2008年製作の映画)

3.6

漫画の原作で日本でもフジテレビで過去にドラマ化した物語を韓国で映画化、漫画は未読でドラマはどっちかというと日本のドラマ風にうまく演出されてタッキー寄りに物語は展開していたけどもたぶんこの映画の通りにオ>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.9

驚きに溢れた映画です、まず第一にこれが実話ベースの映画である、という事。
第二にあの「第9地区」を撮ったニール・ブロムカンプが撮った所々ドキュメンタリーっぽさのある映画であるという事。
そしてドライブ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

殺し屋の社会を仕切っている首席連合に敵対したとしてジョン・ウィックの暗殺が命じられる、ジョンは妻の結婚指輪を求めて首席を暗殺し続けることに対し首席連合はひとりのグラモン侯爵に全権利を委ね、ジョンの抹殺>>続きを読む

ブギーマン3(2008年製作の映画)

3.2

前作「ブギーマン2憑依」の舞台となったクリニックで8人の惨殺事件が起きた後の話、主人公のサラは過去に母親を亡くした事でトラウマを抱えていた。学校の寮でルームメイトがブギーマンに殺されるところを目撃して>>続きを読む

ブギーマン2 憑依(2007年製作の映画)

3.0

小さい頃に家で父親がブギーマンに殺されるところを目撃してしまったローラとヘンリー、それから10年、ヘンリーは精神疾患の治療として入院していたが完治により退院、かわりに再発しはじめたローラがヘンリーのい>>続きを読む

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