佐藤哲雄

我が名はヴェンデッタの佐藤哲雄のレビュー・感想・評価

我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)
4.2
我が名はヴェンデッタ

生と死の境い目も分からなくなっていた人生に、思いもかけなかった幸せな人生を与えてくれた妻と娘。

残念だが、自ら犯した過去の罪を逃れることを神は許さなかった。

父は自分の死後も娘がひとりで生きてゆけるよう、必要なことを教え、そして、因果を断ち切るために死んでいった。

そして、娘は、父が遺してくれたことを忠実に遂行し、死の運命を変えた。


父にとって、娘を授かったことは奇跡だった。

その奇跡だけで、もう充分だった。


母も父も逝ってしまったが、娘は素晴らしい両親のもとに生まれたことを誇りに思った。

そして、娘は18になる。


多くのことを考えさせられたよ。

素晴らしい映画だった。

ありがとう。

娘が主演の続編が公開されたら、私は観ようと思う。

以上。
佐藤哲雄

佐藤哲雄