どーもキューブ

ピラニア 3Dのどーもキューブのレビュー・感想・評価

ピラニア 3D(2010年製作の映画)
3.6
アジャピラニアの祭典同窓会スペシャル


 2012年3月4日 17時37分レビュー。



R15指定。製作ワインスタイン兄弟。製作、監督アレクサンドルアジャ。

一頃、ヤホーさんのネット広告でもチラ見。

「ピラニア」のリメイクで3D、うん、面白そうやないかい!

まるでかつての「13日の金曜日パート3」の3Dなのり?

我が県にも上映きたんですが、どこか敬遠。

時、経過してなんと驚愕のランキン。
某雑誌のベストテンにて本作ナンバーワン映画に選出。
その事実に大爆笑。

という事とリスペクトゲストや元ネタジョーダンテ監督「ピラニア」も気になって、
思わずビデオを探すとなかなかのレアビデオでワーナービデオでした。

確か地上波で見た覚えあったけど「フライングキラー」より地味だった遠い記憶。
今や「アバター」で

「俺が3D映画の革命家だけど、何か?」的な大家ジェームズキャメロン。

キャメロンも本作元ネタよりテレビ(「日曜洋画劇場」)で何回か放送された「殺人魚フライングキラー」でお世話になった怪物もの。

本作を見てご立腹したとかしないとか?の噂。

アジャ監督のホラー戦歴をプロフィールで確認しつつ鑑賞となりました。







イヤーノリはやはり「13日の金曜日パート3」と同様に

無駄な「飛び出しドヤカット」満載で

在りし日のホラースラッシャー系テイストを充分加味したサービス満天笑劇なホラーでした。

裸体で乱痴気騒ぎ
海で若者
パーティー
怪物
憧れ
恋愛
というキーワードを踏まえた、B級色満載の飛び出す努力のピラニア3Dでございました。

2Dで見るとこの「飛び出す努力」的カットがちょっとウザいんですよね。無駄に長いみたいな。なんで自宅で見ると緊張感が削がれる間になっちゃったりします。

やたら画面前に

「ぬー」っと

何か出てくる3Dショット満載です。

その精神は「13日の金曜日パート3」でも同様でした。

R15は、ゴアシーンもそうですが、本作はお色気に「ちょっと待ったぁ」が入ったのかな
と勝手予想。

惜しみないサービスサービス裸体、満載のホラーサービスです。

えー全然一ミリも、怖くありません。むしろ楽しいコメディのように見えます、楽しめます。

私的にはやはり、ピラニア君がアナログなSFXで、造形で人形テイストで見たかったすねー 。

数カットでいいんで、人形チックがほしいですね、CGの魚がチャッチィという点が不満です。

キャメロンの「フライングキラー」は、そこがリアル造形で良かったんですよねー!へんなこだわりですが。

イヤーしかしリチャードドレイファス(太ったねー)

それと

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「ドク」こと
クリストファーロイド!

お爺ちゃんになっちゃいましたねー。
「アメグラ」とか見ていただけに時の経過を感じます。ファン必見!

それからすっかりお母さんお母さんしたエリザベスシュー、イヤークリコロの「ベビーシッターアドベンチャー」のソバージュ姿が懐かしい、時の経過を感じます。

そして主役の真面目青年君がなんとスティーヴマックイーンのお孫さん!
スティーヴRマックイーンというのも調べてびっくり!

そして喜々としてやっていた

ホラーアイコンになってきた監督イーライロスの水鉄砲青年(イーライ、プロデュースもいいけど、はやく新作もおねがい!)

やっぱりリメイク作品「ドーンオブザデッド」からホラー要員となってきているヴィングレイムスも出演。

そして元気なパーティーオンな若者多数がお贈りするピラニア3Dお祭りでございました。

後半のゴアシーンとかなかなか良かったです。だけどやはりピラニア君のリアルな人形チックを期待した私としては、イマイチ。

怖さ無し、呆れるくらいネアカなピラニアコメディ祭に見えました。

これがまたワインスタイン兄弟でやるあたしが懐深い。

さてさて明るい体と若者が食いに食いまくられるのか?

とあるピラニアの祭典と船いっこう

アジャピラニア祭同窓会編(笑)を是非ご覧ください。

注意極めて男性むけ作品です。

追伸
久々にディメンションフィルムの映画みたわぁ!
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