このレビューはネタバレを含みます
ちょっと期待しすぎたかもしれない。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の社会批判弱め・ライト版というような感じだった。
若い頃の主人公からどうしてあんなムスッとした人間になったのか (奥さんが死ぬ前からそうなっていたっぽかった)、バスの事故が原因なのかよく分らないが、あまりリアリティを感じられなかった。
「私には妻がすべてだ」 と言っていたけれど、奥さんはトランスジェンダーの生徒に居場所を与えているし、子を失い、車椅子生活でもやれることをやっている。
端から奥さんと釣り合わないような感じは出ていたけれども、ちょっと情けないような気もした。
「君はバカじゃない」 というのも、マリソルの卒業証書 (?) 見て 「バカじゃない」 裏付けというのも差別的な感じがした。
そういう本人はどうなのか。
マリソルめっちゃ素敵☆