「超低予算版『ワイルド・スピード』?」
「その昔、【Y2K】というジェットヘリのエンジンを詰んだバイクの映画があってだな……」
「え?『ゴーストライダー』?」
「ウィリー走行専門の『スケート・キッチン』?」
「【やまはのばいく】」
「好感度ほぼゼロ・シンプル犯罪者ヒロイン」
「ノーヘル・バイク・アクション<<<<<<
コソドロ・クライム微ノワール」
うーーん。
めっちゃツマんなくもないけど……。
とりあえず
ヒロインの境遇というかモチベーションといか
バックボーンをハショりすぎ。
バイク好きな理由も
冒頭の「私のバイクが盗まれた!!!クソが!!」も
説明ナシ。
家族構成も弟以外とコミュニケーションが……。
だから素行不良、悪態、暴言……
あまりにも傍若無人でワガママで身勝手で
刹那的な……ってか
コイツら、ただの闇バイトですやん。
いや、東横キッズ、半グレ集団。
一昔前ならカラーギャングですやん。
でも作品内では
抗争(小競合いはある)も
ラブ(同性愛?っぽい瞬間はある)も
ボス裏切って足を洗う・警察に協力する
(バックレ計画はある)展開もない。
キレキレのバイク・スタント、チェイスもなし。
主人公の生き様含めて、緊張感がないんだよね。
結果、「何が伝えたいのか」
「どこが一番のハイライトか」……さっぱりです。
確かに
飽きずに観てられる
謎の吸引力はあるんだけど
全然、居心地よくないし
ドキドキもハラハラもしなかったんだよなぁ。