イベリー子豚

怪物の木こりのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.6
「『キャラクター』インスパイア系『脳男』
VS『ミュージアム』」
(今回の【セカオワ】はたぶん……)


キャスティング的には
『見えない目撃者』meets.『隣人13号』
かもしれません。


そもそも
「怪物」に「木こり」の時点で
ファンタジーでしかないんだけど
想像以上にリアリティを放棄してます。


「絵本」である必要性も上辺だけだし
「ティムル・バートン」は明らかにスベってる。


作中で言及される「サイコパス」が
「犯罪に偏りすぎ」
「高度な知性<警察の無能さ」
「何度も会話でワード化しすぎ」なのも
全体のお遊戯感を高めるマイナス演出。


「土足ヘリンボーン」含めて
「頭エぇなぁこの人」に思えません。


見所は
【亀】ちゃんが【菜々緒】様に
「ナルシスト」ってハッキリ言われてるとこだけ。
(裏でだけど)


結果、
【三池】節全開の
「任侠エログロバイオレンス・スプラッター」が
『初恋』ぶりに観られる!……かと思いきや
中途半端な【東野圭吾】でフィニッシュでした。



これなら『#マンホール』の方が意外性、
圧倒的心理操作(洗脳)・殺しぶりで
『悪の教典』をおかわりしたくなりますね。



そうだ、あと1つ。

「修二」が「彰」になったんですよ。