「『ヨーロッパ新世紀』と『福田村事件』と
『マジカル・ガール』の1/3の薄情な感情」
良作、後味悪し。
予告で流れた内容が全てなんだけど
プロセスや演出がギリギリの不快感を攻めていて
何とも余韻の深いダークな
「DASH村」が、ここに誕生しました。
ある出来事を起点に
加速する歪み、亀裂、変貌する人格が
風光明媚な山岳をバックに
実に嫌らしく、淀んで広がっていきます。
「愛犬だから家族想い」なんて
「人間からのエゴと押し付け」だったんですね。
ただ
「え、ここで終わりじゃないの??」からの
修羅場の連続は「クリビツいやほい」でしたが
『悪なき殺人』レベルの
「大どんでん返し」を期待しかけちゃったので
少し残念。
しかし、本当に
「物件購入の際には近隣との付き合い方が大切」と
肝に銘じるばかりですよ。