イベリー子豚

リアリティのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

リアリティ(2023年製作の映画)
3.5
「『アシスタント』+
『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』」




良くも悪くも
「予告のイメージ通り」でした。


序盤のローテンションは
きっと「日曜劇場」への長い助走、なんだと
期待を込めて観ちゃうと失敗。



「社会を揺るがすサスペンス」や
「FBI秘伝・究極の尋問術」みたいな
「エンタメ」ブーストは、ほぼ皆無。



「トランプ政権批判」「対露関係」
「職場のストレス」を
うっすら&情緒的にゆるりとお届け。


これでは
「当時のアメリカ国民の反応」を知らなければ
「ほえー」の一言で片付いてしまうのでは。


所々、臨場感を出す演出も
個人的にはハマらーず……。


それも含めて、ある意味では
「【リアリティ】があった」ってことなのかな。