千彩

ゴジラ-1.0の千彩のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

わりと「虚無」な感じで映画館を出たので、XやFilmarksで絶賛されているのを見て「あれ、違う映画観た…?」という気分。

やっぱり、ゴジラの造形とかに興味がないと楽しめないのかなー。
私にとって映画は「物語」なので、「物語」として面白くないと、「うーん」ってなる。

ゴジラパートは良かった…と言いたいところだけども、正直あんまり印象に残ってない。シン・ゴジラを映画館で見たときは「ひー!怖い!」ってなったけど、今回は特に怖くもないし…初登場シーンは、ジュラシックパークかなと思ったよね。

人間パートは…「泣いた」という感想を見かけていたので、大きめのタオルハンカチを持って行ったのに、いったいどこで泣けばよかったのか…マジで、どこで泣けば良かったの??

いろいろツッコミたいところはあるけど、とりあえず一つ。
ラストの敬礼はなんなのか。敬礼すれば感動すると思われているのか。あれで心底冷めたよね。
反戦映画かと思いきや自己犠牲の高揚感が称揚されたり、なんかもう何を見せたいのかわからない映画でした。
千彩

千彩