敗戦の側面を命を軽んじたとバッサリいったりとその気骨はよかったし、時代考証や俳優陣の昭和顔揃いと没入出来る要素はなかなかだったし、木造船とのファーストコンタクトは現実味を帯びてたイイ画だった。
ただし、なぜそこで踵を返す?とか、え?生きてたの?とか、アレが突っ込むタイミングてそんな間延びしててどうなの?とかそもそも復員兵とか復興の只中らしからぬ無精髭のなさとか顔や髪の汚れがないの?と色んなとこで、アクセルの踏み込み不足とかブレーキの掛け方の甘さとか小さな違和感は見え隠れ。
とは云ってももう一回観るか?と問われれば多分観ます。観てまた号泣するとおもう。
今年22本目