映画哀れなるものたち先行上映。
今の空気を吸って吐いた価値観を礎に転がりまくる人間賛歌。瞬きは大袈裟でも眠気も緩みがまるで出てこなかった、人が死に産まれ育ち歩み更なる高みを生き続ける半生記。
小学生時分の娘の担任教師が仰っておられた『生きてるだけで丸儲け』て言葉が久方ぶりに沁みる瞬間くるとは。
清濁に優劣はないし上も下もない。この物語の世界には本質的な悪はいないが、ままに生きることを阻む悪い者は居るが命をうばう程では無い…(含み)
よって画面を散りばめる裸(外側から見たのと内側を曝け出したのと)とかチ◯コとかは些細なものでしかないて思えるよ。
バグダードのフランケンシュタインを読み返してみたくなった。
今年3本目