ドラムボ

Dread Beat and Blood/ダブ・ポエット リントン・クウェシ・ジョンスンのドラムボのレビュー・感想・評価

-
バラカン祭は仕事で行けず、ようやっと。現金なもので、映画バビロンで描かれたいわれのない差別、不当な人権侵害などでやり場のない鬱憤をやり過ごせず袋小路で右往左往する人々に寄り添い言葉にならない市井の人々の心情を代弁しありのまま人生を真っ当するよう鼓舞する若き日のLKJが息遣いや体温やブレスまでもが聞こえてくる生々しいビートに乗せて言葉を紡ぐ姿を伴うだけで、発する言葉の重みが舌鋒鋭く響くのだから、ああ観られてよかった。そんなポエムをより効果的に耳や心に届けるべくグルーヴをしつらえるデニス・ヴォベルも観れたしもう単純に嬉しい。ダンスクレイズも一緒に観れたらなお良かったのに!今年6本目
ドラムボ

ドラムボ