ミケ

ゴジラ-1.0のミケのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「災害としてのゴジラ」とはよく言ったもので、生態として謎(出てくる時に深海魚が沢山浮いてくるとか、短期間で急成長しすぎてるとか、わけわからん程の再生能力とか)な部分が多いよくわからないがやってくる生命体=どう足掻いてもやってくる災害という観点のゴジラがよく描かれていたと思う
主に地震をイメージしていたのかなと思う箇所があり、遠洋の島での小規模ながら人が亡くなる地震、からの連動した首都圏での大型地震(ゴジラの大きさ=災害の大きさという考え方も込み)という感じがした
終戦間際という時代背景を混ぜた結果、戦時中の敵に対する恐怖心を、家族という守るものができたことで乗り換えていく様と
災害に対するトラウマを自分の中にどう落とし込んで行くのか、“ゴジラ”という抗う先がある災害が如何に人々の心に希望を持たせられるのか
という2面の勇気・希望が描かれていたのではないかと考えさせられる

最後の終わり方がサクセスストーリーすぎて、敷島が生き残るところまではなんとなく分かってたけど、典子生きてるのはナンセンスだし、そのまま亡くなっててよかったんじゃない?って思っちゃった
まぁ実際に死んだシーンなかったからなんか生きてそう感はあったけどさ
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