このレビューはネタバレを含みます
「お前じゃないのか！！！」から「じゃあやっぱりお前なのか？、、、まじでお前だった、、、」
一見シンプルな未来予知を使った犯罪予防をテーマにしたSF
「その犯罪予知は正しいのか」という、起こってすらいない犯罪への信用に、予知システムの欠陥で別の未来でもある”マイノリティリポート”が更に未来予知で抑止された世界が本当に正しいのか？という疑問を投げかけてく
予知能力者誕生に至るまでの人体実験や予防犯罪者の強制収容など、裏に見え隠れさせているディストピアに、本当にこんなダークな内容で大丈夫？とドキドキさせられる
そして最後までその感情を裏切らせないまま、ダークな世界の上にできた平和であることをラスト30分で見せていく
このままどういった終わりを見せるのかまでもドキドキさせていく話の土台から動線まで全てが計算され尽くされている素晴らしい作品
