飛行機映画のサスペンスに、傭兵映画の煮えたぎる銃撃戦が組み合わさる大娯楽アクションサスペンス
ジェラルドバトラー映画が連続して到着し、飛行機物はスクリーンに映えそうということで観てみたら、アクション娯楽映画としては今年の中でも満足度が高い作品でした。無駄に引き延ばしたシーンがなく、深みはないものの、娯楽一直線に一難去ってまた一難が繰り返されるのが満足度高かったです。
ジェラルドバトラーのパイロットとしての腕がかっこよく、また訳アリのガスパールを演じるマイクコルターも落ち着いていてある意味頼もしかったなぁ。
あとはフィリピンの反政府組織リーダーはほんとに怖かったし、金づるを逃すまいとする執念がすごかった。現実そうなんだろうなぁ。←このリーダー役の方は俳優というよりはスタンドコーディネーターの方のようで、本作がセリフのある役初出演みたいです。ということはバトルシーンはプロが大量投入されているんですね。
脚本家に元MI6の人がいるんですね。そりゃリアリティがありますわ。
スタートが『キャストアウェイ』次に『ハドソン川の奇跡』、『キャプテンフィリップス』ときてNY本部の作戦会議が『アポロ13』ばりの緊張感。
…ですがジェラルドバトラーが主役なので、ヒューマンドラマが薄味になって、ロケットランチャーやら対物ライフルまでぶっ飛んでくる大・フィジカルアクションサスペンス映画なテイスト。一回で何本も映画を観た気持ちになりました。
本作の4Dxバージョンってないですよね〜あったら不時着から銃撃戦まで、揺らされ続けて面白そうなんですが。面白いを通り越して修行かな〜
