『探す』のような日本人が日本人に向けて作った空気感の作品みてぇな……！と思っていたのでだいぶ満足しました。こういう日本の映画が見たかったのよ。
日本の映画は箱庭ループ物のような雰囲気がよく似合いますね。
厳密に言えば本作は箱庭ループではなく、一つの物語を複数視点で共有する群像劇なのですが気持ち的にはいくつものループを経てたどり着くトゥルーエンドのような綺麗にまとまっている作品でした。
前半と後半の内容の落差でウワ！ウワウワエワ！そういう映画なのか！！って分かってからが、また面白いんですよねぇ。
かいぶつだーれだ？で、ヨハン・リーベルトみたいな人間が出てくるんじゃないかと思ってました。皆さん映画館に行って本当に出てくるのか確かめてください。その価値のある映画です。
