【怪物だーれだ???】
○私は教師を信用しない
●俺は教師としてやる事はやっただけ
◇僕も君も一緒でしょ?
◆怪物なのは・・・
★名台詞
★広奈『男の大丈夫と、女のまた今度は、学校で嘘だって教えないの?』
これは、なるほどなって思った名言だった。高畑充希さんも良かった。
★伏見『誰にでも手に入らないものは幸せではなくて、誰にでも手に入るものが幸せ』
幸せとは何?って考えてしまうけど、つまりは誰でも手に入るってことなんだと。
これは結構グッときた。
★依里『じゃあ準備しなきゃね。』
ここは是枝監督が最後に足したセリフだそうです。このセリフがあるかどうかで感じ方も変わってくる。本当に是枝監督見事すぎます。
《ストーリー》◎
《演技》◎
《音楽》◎
《展開》◎
《笑い》△
《感動》◎
《泣》○
《ハラハラ度》◎
《グラフィック》◎
★感想
奥さんの仕事の関係で頂いたチケットで鑑賞。
鑑賞する前
凸(´・ω・`)「めちゃめちゃ怖いんだろうな😱💦」
鑑賞した後
(´;ω;`)「重い・・・どんな感情になっているのか分からぬが、良い、素晴らしい映画だわ👏✨」
本当に演技力は誰を観ても素晴らしかった!!!
そしてカンヌ国際映画祭脚本賞に輝いたのも頷ける。是枝監督らしい作品でした。
怪物というテーマがどういう所にかかっているのかも考えさせられるし、最後がどうなったのかも鑑賞者に後は想像してみてみたいな形にも捉えることが出来たので、またじっくり観たい作品でした。
★物語の構成
三部で分けられており、全てを鑑賞してひとつに繋がるといったストーリー。
一つ一つが映画のように重厚な展開なので1本で3本の作品を鑑賞できる。
これはお得だし、是非とも劇場で見て欲しい😍
★お母さんお母さんしてる安藤サクラ
母ってこんな感じなんだ。
息子のために一生懸命演じてる安藤さんがとっても熱演されていた。
こんな母だったら、、、もちろん良いとは思うのだが母とはどうすれば正解なのかが分からない
★瑛太の教師じゃない教師っぷり
教師とは…?
今もモンスター教師とかモンスターペアレントってあるんだろうな。
自分はそうなりたくは無いし、こんな教師にも相手されたくなりたくないんだけど、演技が若い頃の瑛太とは違って上手いなぁと感激した。
★田中裕子の存在
登場人物によって表情や態度を使い分けているところが一番素晴らしいなと思った。
怪物という映画において大事な大きな部分を担っている。
★坂本龍一の音楽
今年逝去された坂本龍一の音楽が心に染みました。
戦場のメリークリスマスの音楽が特に好きでクリスマスになると必ず聴いている。
この怪物でも心を癒してくれたり、感情の浮き沈みを音楽で表現されている。
本当に日本の宝であり惜しい方を失ってしまったんだと感じた。
エンドロールでは涙が止まらなかったしカンヌ国際映画祭ではスタンディングオベーションだったのが頷ける。
坂本先生、ご冥福をお祈りします。