このレビューはネタバレを含みます
やはりピクサー、もう最初っからワクワク感がうなぎ登り
あの綺麗で幻想的な世界観をどうやって思い浮かぶのか
そしてその表現力の高さは凄い
最初炎のエレメント達が全然居ないし迫害もされてたから移民ポイなーと思ったし、明らかに炎に対して生活しづらかったり役所にも炎居なかったりで迫害とか疎外されてるんかなーと思ってたけどそんな感じのテーマがあるみたいね
いやしかしこんな風に擬人化してそれぞれの特性や体質なんかで差別化しつつ特技とか生活様式とかに落とし混むのは凄い
あと映像がキレイねー
炎が癇癪起こしてガラス粉々にしてそれを自身で再構築するのはさすがだなと思った
なんか四属性が住む世界言うてたけどメインは炎と水だからそこまで残りの二属性は掘り下げられてないのね
まぁこれが木や風やらなんやでてんやわんやしたらどっ散らかっちゃってワチャワチャしそうだもんね、さすがだね
炎と水の相反する属性の恋物語なのは分かるけど、父の期待に応えたい子供の気持ちも盛り込んであって、これは大人世代に突き刺さるんでないんだろうか
親の家業継ぐ継ぐ言ったり言われたり、だけどホントは違うのもやってみたい、だけど期待に応えたい、そんな葛藤はやっぱあるよねぇ
癇癪は良くないって言うけど癇癪が何かを伝えたいってのも突き刺さるわ
さすがピクサー、見終わった後にとてもいい気分になったわ
あと最後のエンバーとウェイドを見送るシーン、パッパが傘持ってるの細かくも配慮ある良いアクセサリーだったわ
水のエレメントと合うし良く泣くって分かってたからね、きっとその傘でマッマが濡れないようにしてくれるんだろう
それとカールじーさんの短編、他に何か無かったん？ このタイミングでの抱き合わせは理解に苦しむわ
