まあちん

最後まで行くのまあちんのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
2.9
2024年 31本目

まぁ、結局はヤクザの組長の掌で踊らされてただけ。

うだつが上がらない駄目な刑事でどうも父親としても駄目な主人公を岡田君が好演。
徐々に狂って狂気染みてくる県警本部のキャリアを綾野剛さんが怪演。

実は二人共に追い詰められていたという設定は面白いし、
コメディサスペンスとして見ていても面白い箇所は多々ありました。
「画(え)」もしっかりしていたと思います。
音楽も重厚で良かったですね。

只、亡くなったお母さんの葬儀完全に忘れられてない?
遺骨は拾わなくていいのか?
女房も何も言わず、無かった事になっている不思議。
娘誘拐されて普通に葬式する?特に母親?
力になってくれた同僚の刑事が殺され亡くなっているのに、呑気に大晦日を迎えている警察署の方々。
もっと大騒ぎにならないか?
結婚してからほぼ家に帰ってない筈の主人や、多分その主人に父親を殴り殺されている筈なのに、これ又呑気に大晦日を迎えている綾野剛の嫁。
等々、見ていて整合性が取れてない部分が多くて物語に入り込めなかったです。
編集で切ったからこうなったのか?
そもそも脚本が駄目だったのか?
そういう処が気にならない位の面白さはないんだよね。
残念です。

砂漠のトカゲの例え話しは別に良く出来てないですよねぇ?
まあちん

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