2024年 28本目
デンゼル・ワシントンが悪人と云えど殺した後の表情がもはやホラーで、こんなんでいいのか？と爆笑してしまった。
これはしょうがない事何でしょうが、やはりお年でほぼ動くアクションはなく、見せ方の工夫で上手く撮っている感じでしょうか。
其れでも画面を引き締めるのは、デンゼル・ワシントンの俳優としての魅力があればこそ。
お話しは単純で、いかに悪人を嫌悪感で満たす様描くかでしょうが、そこも上手くいっていた感じです。
でも欲を云えばもうちょっと頑張って、主人公を苦しめて欲しかったかなぁ。
冒頭のマフィアの一味を皆殺しの理由が、年老いた職人の年金を取り戻す為というのも、この作品の主人公らしく良いですなぁ。
多分、終の住まいとなるあのイタリアの海岸の町。
景色や景観は良さげだけど、あんなに階段と坂道だらけだと年寄りには暮らし難そうだけど…何て大きなお世話な事を思ったりしました。
