2024年 23本目
予告編を1度見た事があり、そこで大体の内容が読めてしまう感があったのですが、何だこりゃめちゃ面白い!
漫画の様な実話な物語。
これぞスポ根映画というフォーマットに準じていますが、そこが気持ち良い。
人間(キャラクター)をしっかり描いていますよね。
侮蔑する鬼指揮官から実力で信頼と友情を得。
無理と言い続ける父親との和解。
デビッド・ハーバーが素晴らしいです。頑固で昔堅気で涙腺が脆く主人公に気持ちを寄せていくプロセスと姿。最後の喜びの絶叫。
主人公を演じたアーチー・マデクウィ。背が高く木訥とした青年、だけどレーサーになるという信念を燃やすキャラクターをこちらが感情移入出来る様演じていました。
圧巻はレースシーン。
ドローンで様々なカメラアングルを撮影。
レーシングカーのメカニカル内部の映像を差し込む事で、より臨場感が増し。
レースの迫力と圧倒的なスピード感を体感。
劇場で見ていれば、其に音響や音圧の凄さもプラスされたのだろうなぁ…
監督誰?
ニール・ブロムカンプと分かり、成る程、納得です。
主人公の母親が綺麗だなぁ…何て思って検索すれば。
ジェリ・ハリウェル。スパイス・ガールズのメンバーだったんですね。