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君たちはどう生きるかのmuniのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

君たちはどう生きるか
これは映画館で見て良かったなぁと思った。
冒頭の15分くらい??
疎開先に行くまでの戦火の表現、本当に素晴らしかった。
初めて映画館でもののけ姫を見た時のような、あの驚き。『これがアニメーションで出来るのか』という衝撃を思い出した。
本当に画面から熱気が伝わってくるような、炎の匂いがするような、、、
あれだけでも昨今高くなった映画のチケット代を安いなと感じるほどでした。

内容としては、みんなが言うように
“芸術作品”に近いなぁと思って見た。
今までのジブリの総集編を見ているようで
全く新しい作品を見ていた。
リフォームされた実家の真ん中に、
かつての大黒柱がおしゃれに使われていたような??()

意味を探すなんて野暮だなと思いながら、
色んな人の解説動画を見て思った。
岡田斗司夫さんの解説を見た。
チェルノブイリと石棺という話。
それが私の中でスッと腑に落ちた。
インコたちは原子力に依存して生きている私たち人間と同じだ。
誰かや、何かから奪い取って生きている。
インコを見ていると恥ずかしいなと思うほどに、眞人とヒミが美しかった。
“あんな風に生きられたら、、”と思った。
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