クリスマス・キャロル
双子の弟を殺された青年が、犯人たちを追って少年院にワザと収監されて復讐を果たそうとする話。
アクションもサスペンス感もやや薄めの仕上がりになっていたけど、観ている間は楽しめた。
標的は、親の七光りで権力がある上に小賢しく、仲間も従えている。
それに対して特に策もなく1人で突っ込んでいこうとする主人公。
そんな彼を必死に止めようとする教官、過剰なまでにボコボコにする教官…。
個人的にはこのヤバい方の教官を演じたホ・ドンウォンの役どころが、彼の行く末も含めて印象的だった。
あとは『不思議の国の数学者』で主演だったキム・ドンフィも、主人公のジニョンの知り合い且つ同じ少年院のメンバーとして登場。
こちらもなかなかのキーパーソン。
まぁでも見どころは、ホ・ドンウォンのところとクライマックスの風呂場のシーンぐらいだったかも…。