言葉にならないくらい感動した。いくつものシーンで涙したし、何度でも観たい。
ポール・マッカトニーの愛娘、メアリー・マッカートニーが監督を務めた、ロンドンにある伝説の音楽スタジオ、アビーロードのドキュメンタリー映画。
1930年に、国民的作曲家、エドワード・エルガーが「威風堂々」をロンドン・シンフォニー・オーケストラで演奏したこけら落とし以来、クリフ・リチャード、ザ・ビートルズ、ジャクリーヌ・デュプレ、ダニエル・バレンボイム、ピンク・フロイド、シック、エルトン・ジョン、ジミー・ペイジ、ジョン・ウィリアムス、ケイト・ブッシュ、セレステ、カニエ・ウェスト、ジョン・レジェンド、等々、ジャンルを問わず、多くのレジェンドが歴史的名盤を吹き込んできたスタジオの物語。それぞれのエピソードについては語らない。是非、観て楽しんで欲しい。
90分があっという間だった。神様なんて信じてないけど、もしも音楽の神様がいるなら感謝したい。
もしもこの壁が歌えるなら。素晴らしいタイトルだと思う。